小論文と入試・就職試験

小論文は、中学入試高校入試大学入試受験、更には就職試験で、幅広く実施されている選抜試験の一つです。その理由は、小論文を書かせることで、受験者の理解力や読解力、判断力、文章をまとめる力、表現力、更にはパーソナリティなど、その人を総合的に判断することが可能だからです。受験生、就職希望者に小論文を書かせることで、学科試験、面接試験では評価できないことを、判断することが可能になるからです。
小論文問題は、与えられたテーマに対し、指定された文字数(通常600字〜800字程度)で、決められた時間(30〜60分程度)で書きかげるパターンが一般的です。小論文問題の書き方は、
1.自分の主張をはっきりと書く(例えば、賛成か反対か一貫した主張で書く)。
2.自分の主張の根拠となる理由、背景などを論理的に述べる。
3.分かりやすく丁寧な字で書く。
小論文の書き方のポイントは、この3つに集約されますが、その前提として、問題の主旨をしっかり読み取り、適確に答えることが必要になります。

小論文の過去問対策

小論文のテーマは、様々ですが、学校(中学・高校・大学・専門学校・看護学校など)を受験する場合は、その学校の過去問に取り組むことで、ある程度の傾向と対策ができます。
小論文の書き方としては、小論文テーマに対し、序論、本論、結論の3部構成で書いていきます。3部構成だと、まとめやすく、また読み手にも分かりやすい文章ができます。
小論文の書き方としては、例えば、小論文のテーマが「○○○について、あなたはどのように考えますか?」という質問だとします。まず、序論では、「私は、〜のように考えます」とか、「私の考えは、〜です」というふうに書きます。そして、本論で、なぜそのように考えたのか、そう考えた理由、根拠を、具体的な実例や自分の経験談などを盛り込みながら、説明していきます。そして、最後に、再度、「以上を根拠として、私はこう考えた」というふうに結論を述べ、小論文を締めくくると、分かりやすい小論文が書けます。意見が良いか悪いかというよりも、主張が一貫しているかということと、その理由がはっきりと書かれているか、ということが小論文の入試、就職試験での大きな評価ポイントです。

小論文のテーマと書き方の例文

小論文は、「論文」と文字にあるように、限られて時間、字数の範囲で、自分の主張をしっかりとした書き方ができるかが、小論文対策の大きなカギです。小論文のテーマが与えられたら、まずテーマに関し、自分の知っていることや経験したことを思い出します。そして、その中から、具体的で分かりやすい事例を選び、その経験や知識をもとに、小論文の結論につなげていきます。
小論文のテーマで、例えば「環境について」、「若者のマナーについて」などのテーマが与えられたとしても、身近な話題を述べることで、文章、また最終的な結論に説得性が出てくるのです。
小論文の書き方は、次の例、サンプルを真似て、書いてみると良いでしょう。
1.問題テーマに対する言葉の意味を定義する。
  「○○という言葉の意味を考えると、私は・・・でないかと思います。」
2.自分の主張を述べる。
  「私は○○の立場に、賛成(または反対)です。」
3.主張に対する説明を論理的に述べる。
  「なぜなら、私の経験からも・・・・」
4.再度自分の主張を念押しする。
  「以上のように、○○については、私は△△と考えます。」

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